台所のふきんと暮らしの美学

2019年9月24日火曜日

台所で使う布巾

手を拭く用と
洗った皿の水切り用は
晒を切った手ぬぐいで兼用

一日の終わりに
その日使った布巾で
コンロやシンクを拭き上げる

秋分の日
新しく


着物屋さんの店頭で
「特文(晒の規格)で」と言うも通じず
「(糸が)粗くて厚いの」と言って
出してもらったものを購入

前回下ろしたのは
2017年の元日

2年と9か月
破れや穴もあちこち
煮洗いや漂白も繰り返したが
色も変わった


規則正しく
「一年毎」「二年毎」と
決めて取り換えるか

ボロボロになるまで使い切るか

どちらの態度で臨むか
毎回悩む

規則正しさを守る人も
限界まで使い切る人も
それぞれに美しさを感じて
憧れる


今回は「使い切った」
さらに
雑巾にしてから捨てるつもりだ

次はどうするか……
迷っている

決めて貫けないところが
美しくないのだ、わたしは

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