着物はじめ、其の零の弐

2020年8月10日月曜日

前回の記事: 着物はじめ、其の零の壱

洋服では無地
少ない色でのコーディネートばかりだが
和服は色合わせ、柄合わせの妙が楽しい

洋服では絶対に選ばないような色柄や
パーソナルカラーとかけ離れた配色にも
挑戦したくなるのが
着物マジック


おそらく今後
いくつもの失敗をすると思うが
失敗も試行錯誤のひとつ
「自分好み」を構築するには
多少の失敗も必要だ

博多半幅帯:紺色・献上柄 冠組帯締め:苅安色

亡き祖母は
呉服屋の娘で
日本舞踊を教えていた人

祖母が生きていれば
いろいろ聞けたのにと
惜しむ気持ちもあるが
心の中の祖母に「どう?」と聞きながら
着物を楽しもう

祖母が健在のうちには
本格的な興味を持てなかったが
日常でも着物を着ていた祖母の存在は
今に活きている

着物を着る様子を目の前で見た経験や
「身八つ口」「衽(おくみ)」「道行」等々
着物にまつわる言葉に聞き覚えがあるだけでも
だいぶハードルが下がる


いま一番心配なのは
(実行するのはだいぶ先になりそうだが)
着物で外出した時に
知らない人に話しかけられそうなのがイヤ
ということ

もうひとつ心配なのが
本格的に着始めると
「着物をくれる人」が出現するかもしれないこと
収納場所もないし
やたらに数を増やしたいわけではない

サイズや好みが合わないものを
貰ってしまった場合
処分の手間もかかる(貰い物って捨てにくいし)
ありがた迷惑はつらい

まあ、どちらもまだ
現実になっていない心配事なので
あまり考えないようにしよう

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