黒い服
大好きだけれど
少し気を付けるのが
黒い服
20代の終わりの頃
知り合った女性
当時40代だったと思う
いつお会いしても
全身真っ黒だった
そのまま
葬式に行けそうな
黒い恰好
私の目から見て
颯爽とした
かっこいい
黒
ではなかった
陰鬱で暗い
黒
だった
つまり
あまりお似合いでは
なかったのだ
彼女は
愚痴や悪口が多かった
グループ内で
幾度となく
問題を起こし
まもなく去っていった
「暗い服と暗い性格の堂々巡りしている」
と思ってしまうほどだった
以来
「黒い服」には
気を付ける
黒い服が合う肌ではないと
パーソナルカラー診断でも
明らかになった
「陰鬱な黒服おばさん」
にだけは、ならぬよう
差し色、肌の出し具合
アクセサリー で
バランスを取る
髪や爪のボサボサ・ガサガサ
にも気を付けて
結果
黒い服を着ると
気分が引き締まるのだ