いよいよ
服に迷い始める年齢だと聞くが
どうなるだろう
親しくしている
同年代の友人知人で
服装の雰囲気が変わった人は
まだいない
が、10歳ほど年長の
知り合いで
ここ数年でガラリと服が
変わった人がいる
16歳の時に買った服を今も着る |
実は
その服装を見るのが
とてもつらい
服装だけでなく
お顔も
少し変わったように思うのだが
ここでは置いておく
似合っているかどうかの以前に
服そのものが
私の嫌いなテイストなのだ
ご本人は
非常に満足しておられるし
実際
以前より元気そうで
生き生きとしているが
どうしても会わなければならない
用事の前は
少し憂鬱だ
肌ざわり重視 装飾は不要 |
人がどんな服を着ようと
自由である
宗教的な制約も
ジェンダー的な制約も
日本は非常に少ないと思われる
その恩恵は
私自身大きく受けている
だが
見るだけで不快な服を
着ている人がいる
という現実と
どう向き合えばいいのか
まだわからない
透明な服が掛かっています(嘘) |
逆に、私も
不快に思われているかもしれない
人が少しオシャレしていくような場でも
ジーンズを穿いて行ってしまうこともある自分は
誰かを不快にさせている可能性は
高い
「ハレ」の場や
そのためにいつもと違う
特別な格好をするのが
苦痛だ
成人式も結婚式も
避けたのは
振袖やドレスなど
特殊な服を着るのが
どうしてもイヤだったからだ
社会的な記号として
特別な服装が必要な場面があるのはわかる
が
「いつもと違う自分」になることによる
喜びや高揚感が
私にはない
それは「いつもの自分」を
肯定できているからなのか
変化を恐れているだけなのか
はたまた
違う理由なのか
話はだいぶ脱線したが
そんなことを思いながら
年を重ねる春
クローゼットの整理をしよう